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水田稲作の秋落ち対策について

秋の収穫後、稲わらの腐熟促進が大切です。

水田土壌は未熟わらが蓄積してくると生育期間中にメタンガスや硫化水素が発生しやすくなります。

土壌を見ただけでは未熟かどうかはわかりづらいものです。

水田の硫化水素の発生は、根腐れを引き起こし生育に悪影響を及ぼすことがあります。

基本の対策は

◎ 稲わらの秋のすき込みで腐熟促進

◎ 中干し・間断灌漑

◎ 暗渠排水

◎ 硫化水素発生抑制効果のある含有量鉄資材を施用

などがあげられます。

また、硫化水素発生予測診断キット「イオウチェッカー」の活用もお勧めです。

これかも、美味しいお米づくりを応援いたします。